ゴルフ用語一覧|スコア・ショット・コース別に初心者向けわかりやすく解説

2026年9月18日更新 | ゴルフハック編集部

ゴルフを始めたばかりの頃や、100切りを目指して練習を重ねている時期は、ラウンド中の会話やスコアカードに出てくる専門用語に戸惑う場面が少なくありません。この記事では、初心者がまず押さえておきたい基本用語を「スコア」「ショット」「コース」「用具」「ルール」の5つの場面別に整理して解説します。

言葉の定義だけでなく、実際の使われ方や混同しやすい言葉との違いも把握できるため、ラウンド前の予習や練習中の確認に活用できます。プレー進行や会話で頻出する実用的な用語を厳選して解説します。

目次・場面別の確認項目

・スコアを読む基本用語:パーを基準にした打数の数え方

・ショットとミスを表す用語:球筋や当たり方の呼び名

・コースで出会う用語:各エリアの名称と特徴

・クラブ選びで見る用語:スペック表や番手の読み方

・ルールと進行に関わる用語:プレー中の処置と安全確認

スコアを読む7つの基本用語

ゴルフのスコアは、各ホールに設定された「規定打数(パー)」を基準として、罰打を含む総打数がそれより何打多かったか、あるいは少なかったかで呼び名が変わります。スコアカードの記録や同伴者との会話で最もよく使う7つの用語を確認しましょう。

用語 パーとの差 パー4での計算例
アルバトロス -3打 1打
イーグル -2打 2打
バーディー -1打 3打
パー ±0打 4打
ボギー +1打 5打
ダブルボギー +2打 6打
トリプルボギー +3打 7打

パー

各ホールで基準として定められた打数、およびその基準打数ちょうどでホールアウトすることを指します。一般的な18ホールのコースは合計でパー72前後に設定される傾向があります。

バーディー

規定打数(パー)より1打少ない打数でカップインすることを指します。例えばパー4のホールを3打で終えた場合がバーディーです。

イーグル

規定打数(パー)より2打少ない打数でホールアウトすることを指します。パー5のロングホールを3打で上がった場合などが該当します。

アルバトロス

規定打数(パー)より3打少ない打数でホールアウトすることです。パー5を2打でカップインさせるなど、非常に難度が高いスコア計算上の呼び名です。

ボギー

規定打数(パー)より1打多く叩いてホールアウトすることを指します。パー4を5打で終えた場合がボギーであり、100切りを目指すアマチュアにとって基準となるスコアです。

ダブルボギー

規定打数(パー)より2打多く要してホールアウトすることです。ゴルフ仲間内では略して「ダボ」と呼ばれるケースも多く見られます。

トリプルボギー

規定打数(パー)より3打多く叩いたスコアのことです。こちらも日常会話では「トリ」と略される傾向があります。

編集部の一言

18ホール・パー72のコースにおいて全ホールをボギーで回ると合計90打となり、100切りを目指す際のペース配分の目安として意識されることがあります。

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ショットとミスを表す6つの用語

右打ちの球筋を後方から見た模式図。目標方向に対して飛行中に右へ曲がる軌道がスライス、左へ曲がる軌道がフック。打ち出し方向とは区別して見る。

ボールを打つ場面や、打球の曲がり方・当たり方を表す言葉です。自分のミスを客観的に把握して練習課題を整理するためにも、意味を正確に把握しておきましょう。

ティーショット

各ホールのスタート地点(ティーイングエリア)から打つ第1打目のことです。規則上、ティーペグにボールを載せて打つことが認められているショットです。

アプローチ

グリーン周辺からピンに寄せるために打つ短い距離のショット全般を指します。ウェッジやショートアイアンを使う場面が多く見られます。

スライス

右打ちの場合、打ち出されたボールが途中から右方向に大きく曲がる球筋を指します(左打ちの場合は左へ曲がります)。打ち出しから右へ真っ直ぐ抜ける「プッシュアウト」とは区別されます。

フック

右打ちの場合、打ち出されたボールが途中から左方向に大きく曲がる球筋のことです(左打ちの場合は右へ曲がります)。右打ちにおいて目標より左へ真っ直ぐ飛ぶ「引っ掛け」とは弾道の変化が異なります。

トップ

クラブフェースの芯ではなく、リーディングエッジ(刃の部分)近くでボールの赤道付近や上部を叩いてしまう打撃ミスです。ボールが上がらず、地を這うような当たりになりやすい傾向があります。

ダフリ

ボールの手前の地面(芝や土)をクラブヘッドが先に叩いてしまうミスショットです。インパクトのエネルギーが地面に吸収され、極端に飛距離を落とす原因になりやすいミスです。

コースで出会う7つの用語

架空のグリーン周辺を上から見た模式図。下から中央へフェアウェイが伸び、その周囲にラフ、上中央に旗のあるパッティンググリーン、右側に砂のバンカーがある。配置は一例。

ゴルフコースは複数のエリアで構成されています。一般的な通称と、ゴルフ規則で定義された区域とでは扱いが異なる場合があるため、境界の確認方法を含めて理解しておきましょう。

ティーイングエリア

各ホールのスタート時に最初にボールを打つ専用の区域です。定められた区域内からティーショットを行ってプレーを開始します。

フェアウェイ

コース内で芝が短く刈り込まれた打ちやすいルートのことです。規則上はラフなどと合わせて「ジェネラルエリア」という1つの区域に分類されます。

ラフ

フェアウェイの外側にある、芝が比較的長く伸ばされた区域です。ボールが芝に潜りやすく、ショット時にクラブの抜けが悪くなる傾向があります。

バンカー

コース内に意図的に配置された砂地のエッジで囲まれたハザード(障害地)です。ゴルフ規則では独立した5つのコースエリアの1つとして明確に区別されています。

パッティンググリーン

カップ(ホール)が切られており、芝が極めて短く刈り揃えられた区域です。ボールを転がして入れることを前提としたエリアであり、マークして球を拾い上げることが認められています。

ペナルティーエリア

池やクリーク(小川)、林など、赤または黄色の杭・線で境界が示された区域です。ボールが入った場合、そのまま打てる状況であれば無罰でプレーできるほか、規定の罰打を加えて救済処置を受ける選択肢もあります。

OB

「アウトオブバウンズ(Out of Bounds)」の略で、コース外としてプレーが禁止されている区域です。白杭や白線で境界が示され、球が入った場合は元の場所から1打罰を加えて打ち直すのが原則となります。

注意

OBとペナルティーエリアでは処置方法が異なります。境界を示す杭の色(白・赤・黄)やコースのローカルルールを事前に確認することが大切です。

クラブ選びで見る5つの用語

自分に合った用具を選び、状況に応じたクラブを使い分けるためには、スペック表やカタログに記載されている基本用語を押さえておく必要があります。

クラブの種類

ゴルフバッグに入れてラウンドで使用できるクラブは最大14本までと定められています。

主なクラブの種類と役割は以下のとおりです。

・ドライバー:最も飛距離を出しやすく、主にティーショットで使用するクラブです。

・フェアウェイウッド・ユーティリティ:芝の上から長い距離を狙う際に使われます。

・アイアン:狙った距離を打ち分けるためのクラブです。

・ウェッジ:グリーン周辺の短いアプローチやバンカーで使用します。

・パター:グリーン上でボールを転がしてカップに入れるためのクラブです。

番手

クラブの長さやロフト角の違いを示す数字です。例えば同じシリーズのアイアンであれば、「5番アイアン」「7番アイアン」のように数字が小さくなるほどシャフトが長くロフトが立っており、飛距離が出やすい傾向があります。

ロフト角

クラブフェースの傾き度合いを示す角度です。地面に対する垂直線からの傾きを表し、一般的に角度が大きいほどボールが高く上がりやすく、飛距離は短くなる傾向があります。

シャフト

グリップとヘッドをつなぐ棒状のパーツです。主に「カーボン」や「スチール」などの素材があり、素材や重量、しなり方の違いによって振りやすさや弾道の特性が変わります。

フレックス

シャフトの硬さ(しなりにくさ)を表す指標です。一般的に柔らかい順から「L(レディース)」「A」「R(レギュラー)」「S(スティッフ)」「X」などのアルファベットで表記されますが、統一規格はなくメーカーやモデルによって硬さの基準に差異が存在します。

ルールと進行に関わる6つの用語

ゴルフではプレーヤー自身がルールを正しく理解し、適用することが求められます。安全管理や円滑な進行(プレーファスト)を維持するために知っておくべき用語を整理しました。

ペナルティー

規則に違反した場合や、規則に従って救済を受ける際に科される罰のことです。ストロークプレーでは一般的にスコアに罰打が付加されますが、違反内容や競技方式によって適用される罰の扱いは異なります。

ドロップ

救済を受ける際に、ボールを拾い上げて手から落としてプレーを再開する動作です。規定のエリアや落とし方など、規則に沿って処置を行います。

暫定球

打ったボールがOBまたはペナルティーエリア外で紛失した可能性がある場合に、元の場所へ打ち直しに戻る時間を省く目的であらかじめ打っておく球です。同伴者に「暫定球を打ちます」と宣言してから打ちます。元の球の発見状況などによって扱いが決まるため、どちらの球でプレーするかを自由に選べるわけではありません。

ローカルルール

各ゴルフ場や競技において、コースの地形や安全管理などを考慮して適用される規則です。マスター室周辺の掲示やスコアカード、ゴルフ場のスタッフへの確認などを通じて内容を把握できます。

プレーファスト

ラウンド中の進行を遅らせず、スムーズにプレーを進める考え方やマナー全般を指します。自分の打順が来る前に準備を済ませるなど、後続組への配慮が求められます。

フォア

打球が曲がって隣のコースや前方のプレーヤー、作業員に当たる危険性がある際に、大きな声で危険を知らせる合図です。声を聞いたプレーヤーは頭を抱えて身をかがめるなどの安全動作をとります。

補足・参考

ボールの行方が見えにくく人に届く可能性があると感じたら、迷わず即座に「フォア」と叫ぶのがマナーです。同伴者の打球に対しても全員で声を出す意識が大切です。

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よくある質問

ゴルフ用語は最初に何から覚えればいいですか?
まずはスコアの呼び名(パー・ボギーなど)と、コース内の区域(フェアウェイ・ラフ・OB)、そして安全確認の「フォア」から覚えるのが実用的です。クラブ名や球筋の用語は練習を進めながら徐々に把握していくと無理がありません。
パーとボギーって何が違うんですか?
パーはそのホールで基準となる規定打数のことであり、その打数通りでカップインさせることも指します。ボギーは基準打数よりも1打多く打ってホールアウトしたときのスコアです。
OBとペナルティーエリアは同じですか?
同じではありません。OBは白杭や白線で示されたコース外のプレー禁止区域で、原則として元の場所から打ち直す処置となります。ペナルティーエリアは赤や黄色の杭・線で示され、そのまま打つか所定の救済処置を選択します。境界表示や適用される規則を事前に確認しましょう。
スライスとプッシュアウトはどう違いますか?
右打ちの場合、スライスは打ち出されたボールが途中から右へ曲がる弾道です。プッシュアウトは曲がらずに最初から目標の右方向へ真っ直ぐ飛び出してしまう球筋を指します。
ホールインワンはイーグルと同じ意味ですか?
分類が異なります。ホールインワンは「第1打でカップインした」という達成状況そのものを指す言葉です。一般的なパー3で達成した場合はスコア計算上でパーより2打少ないため、同時に「イーグル」の記録にもなります。
クラブの番手が同じなら飛距離も同じですか?
同じとは限りません。メーカーやモデルによって設定されているロフト角やシャフト長が異なるほか、個人のヘッドスピードやミート率、スイングタイプによって実際の飛距離には差が出ます。

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まとめ|場面別の用語を整理してラウンドを円滑に進めよう

ゴルフ用語は膨大に存在するように見えますが、使われる場面ごとに整理して捉えると理解がスムーズになります。

この記事のまとめ

・スコアはパーを基準に把握:パーとの打数差で呼び名が決まる

・球筋と打ち出し方向を区別:スライスとプッシュアウトなどの違いを把握する

・コース区域の規則を確認:OBとペナルティーエリアで処置内容が異なる

・用具スペックは個人差を考慮:番手やフレックスはメーカーごとに差がある

ラウンドや練習の中で分からない言葉に出会ったときは、その都度確認しながら慣れていく姿勢が上達を後押しします。用語への理解を深め、同伴者とのコミュニケーションやスムーズなコースマネジメントに役立ててみてください。

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